1日目
深耶馬溪(しんやばけい)は、山国川支流の山移川沿いに位置する渓谷です。奇岩奇峰で知られる景勝地・一目八景(海望嶺、仙人ヶ岩、嘯猿山、夫婦岩、 郡猿山、烏帽子岩、雄鹿長尾嶺、鷲の巣山の8つの景色を一目で見ることができる。)があり、新緑から紅葉期まで一年中鮮やかな景観が見られ、訪れる人々に自然の偉大さをあらためて語りかけてきます。特に紅葉の時期は、多くの観光客でにぎわいます。例年、10月中旬?11月下旬に県道28号線沿いのモミジがライトアップされています。近くには鴫良、深耶馬溪などの温泉があります。
菊池寛の小説「恩讐の彼方に」で全国的に知られた”青の洞門”は、山国川に面してそそり立つ競秀峰の裾にあるトンネルです。江戸時代、諸国遍歴の旅の途中この地を訪れた禅海和尚が、鎖渡しと呼ばれる難所で命を落とす人馬を見て、洞門開削工事に取り掛かり、約30年の歳月をかけて明和元年(1764年)に完成したものです。ノミと槌だけで掘り抜いた隧道の長さは約342メートル、うちトンネル部分の延長が約144メートルあります。> 明治39年から翌40年にかけて行われた大改修で大部分が原型を破壊され、現在の青の洞門には、わずかにトンネル内の明かり採り窓などに手掘り部分が残っています。


